![アルミ部材穴埋め 1.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E9%83%A8%E6%9D%90%E7%A9%B4%E5%9F%8B%E3%82%81%E3%80%801.jpg)
カーテンウォールのマリオン(支柱)に
業界で言うだめ穴、もしくは 馬鹿穴があいています
そんな呼び方穴に気の毒ですが
いらないから仕方がないか
直径20ミリの穴は裏板を当てます
私は金属ステーをクイックメンダーで止めました
黄色いテープは引っ張るためのものです
![アルミ部材穴埋め 2.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E9%83%A8%E6%9D%90%E7%A9%B4%E5%9F%8B%E3%82%81%E3%80%802.jpg)
裏板を当てたらエポキシパテで蓋をします
次にポリパテで仕上げるので面のレベルより
気持ち低くしておきます
小さな穴は面取りカッターですり鉢状の
穴に加工してパテを受けやすくします
パテをくれる前に足付けをしっかり入れます
![アルミ部材穴埋め 3.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E9%83%A8%E6%9D%90%E7%A9%B4%E5%9F%8B%E3%82%81%E3%80%803.jpg)
パテ処理後
プラサフを入れて
手触りを整え
脱脂をして
養生もしっかりして
吹き付けます
この部材はマットシルバーですが
一度でも自分で調色したことがあれば
恐怖を感じる程難しい色だと思います
![アルミ部材穴埋め完成.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E9%83%A8%E6%9D%90%E7%A9%B4%E5%9F%8B%E3%82%81%E5%AE%8C%E6%88%90.jpg)
上1/3位を塗ってぼかしています
マットシルバーは白くしたくて
そこに気をとられるとグレーになってしまいます
主役はあくまでもメタリックなんだということを
思い知らされる色なんです
私はこの色を原色で4色使って表現しました
その中にホワイト系のパールがチョイスされています
全部で80本 1280個の穴を埋めてきました