![家具 補修 1.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E5%AE%B6%E5%85%B7%E3%80%80%E8%A3%9C%E4%BF%AE%E3%80%801.jpg)
家具の底板と側板が地が出るほど
傷になっています
久々に木部補修のブログのねただと思い
張りきって直しました
これはプリント合板です
底板の傷は結構深いです
![家具 補修 2.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E5%AE%B6%E5%85%B7%E3%80%80%E8%A3%9C%E4%BF%AE%E3%80%802.jpg)
底板はポリパテで
側板はラッカーパテで処理してみました
この状態の時に声をかけていた
私の補修教室を受講してくださったMさんが見学に現れ
元の状態に戻るのかと何度も聞くので 言われてみれば
少しひどい状態だと我に返りました
でも白くなっているところの周りは全てへこんでいるし
ちまちま充填材でやる性格でもないし
![家具 補修 3.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E5%AE%B6%E5%85%B7%E3%80%80%E8%A3%9C%E4%BF%AE%E3%80%803.jpg)
ベースが吹き終わり木目を描く段階で
Mさんにお勧めの筆何か持ってる?と聞くと
赤テン筆とは違う扇形の筆が出てきました
私みたいながさつな人間にはぴったりな
まとめて何本も木目が引ける 魅力的な筆です
時間がないから木目は付けない約束でしたが
間抜けなので 15分で引きました
![家具 補修 完成.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E5%AE%B6%E5%85%B7%E3%80%80%E8%A3%9C%E4%BF%AE%E3%80%80%E5%AE%8C%E6%88%90.jpg)
完成の図
これは依頼者にも
Mさんにも褒めてもらえました
木の色は複雑怪奇です
この色ねたは3階建てになっています
パテを隠蔽するための基本色の顔料
鮮やかさを表現するための染料
色のくすみを解消するためのパール
面白いです
退去後の補修は難しいと思いますが
やりがいもあります