![板目補修1.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%9D%BF%E7%9B%AE%E8%A3%9C%E4%BF%AE1.jpg)
剥離剤を塗りすぎたんだと思います
表面がかっちり固まれないように見えました
何か粉っぽくて
おおむねこのような状態です
設計事務所の先生は
顔料で木目を描くことを良しとせず
もし描くなら描いたとわからないよう
しっかり描き切ることを望みましたが
それだけで100日もかかることを
許されることもなく
描かないことを選択しました
![板目補修2.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%9D%BF%E7%9B%AE%E8%A3%9C%E4%BF%AE2.jpg)
表面のガサガサをペーパーで
研いで
細かなピンホールを埋めて
雰囲気を出す
顔料は使わない
筆も使わない
![板目補修3.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%9D%BF%E7%9B%AE%E8%A3%9C%E4%BF%AE3.jpg)
この状況で
そんなことを要求され
少し戸惑いましたが
納めなくてはなりません
![板目補修4.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%9D%BF%E7%9B%AE%E8%A3%9C%E4%BF%AE4.jpg)
こんな表現になるわけです
顔料は使っていません
刷毛は使いました
毎日埃だらけになります
娘と一緒にがんばりました
![板目補修5.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%9D%BF%E7%9B%AE%E8%A3%9C%E4%BF%AE5.jpg)
これで受け取ってもらいました
赤坂工法と私が思っている
やり方です
貴重な体験でした