![完全無欠の板目1.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%84%A1%E6%AC%A0%E3%81%AE%E6%9D%BF%E7%9B%AE1.jpg)
赤坂の新社長に連れられて
見せたい杉板の打ち放しがあると言われ
行った先がこれ
なんか黒いと思ったが
完全無欠の杉板の打ち放しを
初めて見ることとなった
完全無欠とは
目立ったピンホールもジャンカも
コールドも剥落も全くない
転写しきった姿を言う
![完全無欠の板目2.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%84%A1%E6%AC%A0%E3%81%AE%E6%9D%BF%E7%9B%AE2.jpg)
すごいねー
また段組みなんかして
難しいことをよくやったなと思うわけです
現場で補修に行ってよく打ててますねー
なんてあいさつしますが
そうでない場合もあるが
この様な姿ではないわけです
![完全無欠の板目3.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%84%A1%E6%AC%A0%E3%81%AE%E6%9D%BF%E7%9B%AE3.jpg)
この3枚は補修してあります
私が見ても素晴らしいタッチです
具体的な線は少なく
動きで見せています
色の重ね方も参考になります
打ち放しの補修屋さんのタッチとは
少し違うようにも見えます
このような仕事でチョイスされる方です
立派です
![完全無欠の板目4.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%84%A1%E6%AC%A0%E3%81%AE%E6%9D%BF%E7%9B%AE4.jpg)
西日が当たっているので
色味が違って見えますが
半分から右がオリジナル
左が補修箇所です
経年で差が出たと思われますが
誤差の範囲です
これを出さないよう工夫するのが
大変なんです
いい勉強になりました