実は奥が深い研磨

 

単純に研磨を考えると何の素材はどのぐらいの番手で

削る、磨くといいあんばいになるという感覚のものです

しかし全ての素材を同じ手法で研磨することはできません

その素材にあった研磨システムが確立されています

例えばステンレスに使うコンパウンドは青棒や白棒に

代表される研磨剤を使用することでより確実な結果を生みます

自動車の板金塗装後の仕上げコンパウンドで磨いても時間を浪費します

その素材の硬さなどの特徴にあった研磨システムを利用することは

基本中の基本です

更に研磨を極めると今度はその削れ方に気を配るようになります

スクラッチ(研ぎ跡)はその後の工程に多大な影響をもたらします

無垢の板では綿が起きたりしますがそれも同じです

どの様に切れたいのかまで考えると奥が深いとしか表現できません

素材ごとの研磨システムを体系的に理解することが重要です。

サンドペーパーで何でも擦ってはいけません