![教会1.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%95%99%E4%BC%9A1.jpg)
このような打ち放しの補修は
たいがい全部色付クリアーを塗って
しかも全体に そのうえ柄の表現となります
部分で直すのは難しいことです
もちろん私にはできません
大体補修材をこてでこんなにきれいに
塗れません
今回は赤坂の親父さんと2人で
やってみました
![教会2.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%95%99%E4%BC%9A2.jpg)
柱の気になる部分も補修材を塗って
私が乾かし ペーパーを当てて
後は親父さんが柄を表現して
私がやりすぎじゃないとか口挟んで
親父がそうじゃないと怒り
監督が遠くで笑っている
そんな現場です
![教会3.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%95%99%E4%BC%9A3.jpg)
この方が赤坂左官の親父です
赤坂 義語といいます
いつも良い顔して笑います
真剣な顔もできます
コンクリート打ち放しの補修を
牽引してきた一人であることはまちがいないです
補修業界には伝説の人が何人かいらっしゃいます
お店をやっていると聞こえてくるのです
私は間違いなくこの親父もその一人だと思います
![教会4.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%95%99%E4%BC%9A4.jpg)
荒々しいコンクリートを
行儀よくしては味が無くなります
自然な仕上がりです
また自然に仕上げることを
求められています
![教会6.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%95%99%E4%BC%9A6.jpg)
親父はここまで仕上げても
これでよしとは言いません
監督さん、設計事務所の先生
ゼネコンの検査員
みんなにほめられても
下手でごめんねと言って帰ります
その一言が身にしみます
![教会7.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%95%99%E4%BC%9A7.jpg)
こんなに立体的なパターンを
目の前でつけてくれて
意識して私に勉強させてくれて
感謝します
いつかできるようになりたい
そんな技術です