![早稲田1.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%97%A9%E7%A8%B2%E7%94%B01.jpg)
コンクリート打ち放しの外壁です
赤坂の社長(親父)の手伝いをしながら
半年にわたり通った現場です
私のブログが長い間止まったのは
この現場で毎日文字通りこつこつ
作業していたからです
弊社のブログを楽しみにしていただいている
常連さんにはちょっと嗜好が合わないかもしれませんが
これも立派な補修なので見てください
![早稲田2.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%97%A9%E7%A8%B2%E7%94%B02.jpg)
遠くに座っているのが親父です
赤坂左官のボスです
上の写真を見てこれで完成かと
思う同業者の方たくさんいらしゃっると想像します
汚いというか作為がないというか
これは望まれて表現した結果です
ジャンカと大きなピンホールだけ処理し
べたべた触るなというお題でした
そうは言っても見苦しいものは
ボスの物差しに従い処理しています
部分補修のジャンルの作業です
![早稲田3.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%97%A9%E7%A8%B2%E7%94%B03.jpg)
これはコンクリートの地が出ていて
きれいだと思います
きれいなコンクリートが打てていて
下地がしっかり整形されれば
このぐらいの仕上げは
簡単にできます
多少のセンスは必要とされますが
![早稲田4.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%97%A9%E7%A8%B2%E7%94%B04.jpg)
どうやってやったかは親父はオープンに
して良いといいますが私の口からは言えません
設計図に打ち放し補修は赤坂左官
または赤坂工法と書かれる場合があります
私は親父にそうは言ってもいつも同じやり方ではないよね
と問うことがあります
親父は平気な顔をして
設計事務所の先生のイメージ
お客様の要望を実現させるために
ベストな組み合わせ方法を考え
表現するのが赤坂工法だと答えます
![早稲田5.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%97%A9%E7%A8%B2%E7%94%B05.jpg)
これは50年前の打ち放し
悪いところはセメントにのりを混ぜて
刷毛で引いています
こんな年の取り方すてきだと思います
将来このようになるよう
計画された打ち放しです
表面保護剤は浸透性のガラスです
なので私たちの補修は補修後に
浸透性の液体がしみることに意義があります
![早稲田6.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E6%97%A9%E7%A8%B2%E7%94%B06.jpg)
赤坂の親父はそこも計算し
コンクリートの乾燥による色変化も計算し
コートが入ることによる色変化も計算し
このような表現をするわけです
たいした男だと心から思います
ようするに赤坂がやるから赤坂工法なんです
15年つき合わせていただき
その都度大事なノウハウを教えていただき
ここまでやってきました
でもまだ遠い道のりに感じます