![うづくり1.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E3%81%86%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A1.jpg)
こういう打ち放しの補修は
赤坂義語先生の出番なんですが
悲しいことに今年9月にお亡くなりになりました
60歳の若さでした
まだまだ教えてほしい事があったのですが
十分すぎるほど教えていただいたとも思っています
赤坂先生の生前教えてくれたことは
そのうちみなさんにお伝えします
技術的な事でなく
哲学的なお話になると思いますが
![うづくり2.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E3%81%86%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A2.jpg)
今年 一番難しい仕事はこれです
型枠だっけの際表面が剥落したことが
補修となりました
またピーコンも消すことになり
自分の技術に不安もありましたが
赤坂の親父にささげるつもりで
始めました
![うづくり3.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E3%81%86%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A3.jpg)
基礎の部分も補修します
![うずくり4.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E3%81%86%E3%81%9A%E3%81%8F%E3%82%8A4.jpg)
基礎部分だけでも
難しいものです
時々息子の赤坂一さんに
助言をいただきながら
自然に見せるとは何かを
常に考えやってみました
![うずくり5.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E3%81%86%E3%81%9A%E3%81%8F%E3%82%8A5.jpg)
上段の剥落再生と
見えるパネルの中の
12個のピーコンを埋め
完成させたものがこれです
親父だったら
まあ いいんじゃないと一言いれて
そこから長い理想論を私に語ったでしょう
聞くのも大変だけど
聞けないのは表しようのない
喪失感だけです
![うずくり6.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E3%81%86%E3%81%9A%E3%81%8F%E3%82%8A6.jpg)
これも同じ条件で直しました
![うずくり7.jpg](/wp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/%E3%81%86%E3%81%9A%E3%81%8F%E3%82%8A7.jpg)
なんでもできると勘違いしてはいけない
でもできないを言ってはいけない
補修屋さんて面白いです
夢があります
出来上がったものを褒められるのが
私の生きがいです
赤坂の親父もそう思って生きてきたんだと思います
あなたの伝えたかったことを
共感していただける誰かに
必ず届けます