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研磨の話

アシレックスとサンドペーパーの使い分け

アシレックスは万能というわけではありません

サンドペーパーの方が良い結果を生むこともあります

その代表はポリパテの研磨です

どちらが平らを作りやすいかというと

サンドペーパーです

アシレックスは残って欲しいエッジも擦り込んでしまいます

ポリパテを平らにするならサンドペパーを使いましょう

アシレックスはアシ付けと手触りの修正に使います

上手に使い分けてよい仕事をしましょう

実は奥が深い研磨

 

単純に研磨を考えると何の素材はどのぐらいの番手で

削る、磨くといいあんばいになるという感覚のものです

しかし全ての素材を同じ手法で研磨することはできません

その素材にあった研磨システムが確立されています

例えばステンレスに使うコンパウンドは青棒や白棒に

代表される研磨剤を使用することでより確実な結果を生みます

自動車の板金塗装後の仕上げコンパウンドで磨いても時間を浪費します

その素材の硬さなどの特徴にあった研磨システムを利用することは

基本中の基本です

更に研磨を極めると今度はその削れ方に気を配るようになります

スクラッチ(研ぎ跡)はその後の工程に多大な影響をもたらします

無垢の板では綿が起きたりしますがそれも同じです

どの様に切れたいのかまで考えると奥が深いとしか表現できません

素材ごとの研磨システムを体系的に理解することが重要です。

サンドペーパーで何でも擦ってはいけません 

空研ぎの美学

私ぐらいの年代の人は細かく研ぐ時は目詰まりしにくい

水研ぎがベストと思っていると感じます

各メーカーの仕様もそうなっています

水研ぎだと研磨の状況が見えなくていちいちふき取って

確認します。

空研ぎはそのまま見えているので判断がしやすいです

そこが空研ぎの美学です

ここまで目詰まりしにくい細かい番手が開発されたから

できることです。

そうはいっても最後は水研ぎが大事ですけど

最後だけでいいです 

バフレックス、アシレックスの解説

このシリーズはバフレックスとアシレックスそれからトレカット

からなっている

2000番以上のものがバフレックス

それ未満のものがアシレックスと呼ばれる

トレカットは基材が硬く垂れやブツに対応する為のものです

 

商品名にスーパーが付いているものは主に空研ぎ用です

カタログには兼用も可能と記されていますが空研ぎと割り切った

方がよいと思います

付いていないものは水研ぎ用 更に細かい感覚で使えます

私の主観ですが1300番のオレンジまではスーパーシリーズだけで良いと

思います。むしろ全てをスーパーシリーズで揃え仕上げのバフレックス

のみを水研ぎ仕様で重複して持つのが理想です

鏡面の補修を考えていない人は800番のレモンまででいいと思います

トレカットはどちらかと言うと点で勝負するときに使います

シビアな平らを作るときに必携です

番手は豊富で3000番のブラック~220番のブラウンまであります

色ごとに番手が違いますが色と番手の関係は共通です 

コバックスの偉業

自動車補修業界ではもう何年も前から使われている

バフレックスという研磨シートがあります

私は10年位前に鏡面を磨けるサンドペーパーみたいな

ものとして使っていました

それから今に至るまでいろんなバリエーションを揃え

これらのシリーズを抜きに補修ができないくらいになっています。

ゴム質の機材に研磨できるものが練り込まれている印象ですが

詳しいことは教えてもらえませんでした(世界特許)

 

何がいいのか

サンドペーパーは番手が大きくなると(400番以上から)

切削力を感じにくくなります1000番から2000番付近では尚更です

それに対してバフレックス、アシレックスはその番手でもしっかりした

切削力を感じることができ更に深い傷(スクラッチ)が入りません

その上玉落ちしないので何度でも使えます(5~10回程度)

またゴム質なのでアタッチメントの硬さを上手に選択すれば

かっちりした平面も少し波打った平面も表現できます

これは偉業だと思います

それらを考慮すれば使わない手はないでしょう

是非手に触れて欲しい一品です

  

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